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FaceGenアプリの使い方 – 顔写真1枚から3Dモデル作成 –

はじめに

無料で試せる顔写真1枚から3Dキャラクターを生成する「FaceGen Artist DEMO」をダウンロードして使う方法を紹介します。DAZ StudioにエクスポートしてGenesis 1 / 2 Femaleに適用すれば、3DCGモデルによる作品作りや VR / AR への応用ができます。

上記3DモデルをスマートフォンのSketchfabアプリ(iOS / Android)でVRで観る時に、簡易的にVRゴーグルやヘッドセット無しに裸眼で立体視するには以下の記事を参考にしてください。

顔写真1枚から3DCGキャラクターを生成する

FaceGenアプリを用いて好みの顔写真から3DCGキャラクターを生成します。

今回は以下の写真を例として用います。

FaceGenアプリで生成された3DCGキャラクターは以下です。

FaceGenアプリ上でマウスドラッグしてカメラを回転していろいろな角度から見回したり、マウス操作で各種編集ができます。

FaceGenアプリをダウンロードしインストールする

以下のサイトに行きます。

https://facegen.com/

トップメニューの「Download」をクリック。

FaceGen Artist Demo」をクリック。

Windows専用です。Windows PCが使えない場合や3DCGを行うには性能的に不足する場合は、Chromeブラウザーなどから接続して使える仮想Windows「Paperspace」がオススメです。

Paperspaceの使い方については以下の記事を参考にしてください。

通常は上の「fgArtist35Demo64.msi」をクリックしてダウンロード後、インストーラーを起動して画面の指示に従ってインストールしてください。Windows OSが32bit版の場合は下の「fgArtist35Demo32.msi」にします。

上記は手持ちのChromebookのChromeブラウザーから仮想WindowsのPeperspaceに接続してFaceGenを開いたところです。

DEMO版ではキャラクターの額に「FG」のロゴが表示されますが、69ドルで製品版を購入すればロゴは表示されません。DEMO版で制作した3Dキャラクターの.fgファイルを製品版で読み込むとFGロゴは表示されないので、そのままDAZ Studioにエクスポートして使えます。

製品版の購入はFaceGenサイトのトップメニューの「Products」をクリックして「Home」をダウンロード購入します。

顔写真を読み込む

FaceGenアプリの右パネルの「Good」にある「Load Image」ボタンをクリックして使う顔写真を読み込みます。

右パネルの下にある「Next」ボタンをクリック。

顔写真の各パーツや輪郭を指定する

右上に表示されている顔写真の緑の「」マークの位置を下の顔写真上でクリックします。これを繰り返します。

モデルの左耳の位置をクリックをすると以下の画面に変わります。

顔写真から3DCGデータを生成する

下の「Create」ボタンをクリック。3DCGキャラクターのデータが自動的に生成されます。
進捗状況が表示された後で以下の画面になります。

左の3DCGパネル上でマウスドラッグするとキャラクターの顔を回転して見回せます。

3DCGデータに名前を付けて保存する

右パネルトップの「File」タブをクリック。

下の「Save As」ボタンをクリックして、保存する場所を指定して生成した3DCGキャラクターのデータを保存します。

保存した3DCGデータを読み込む

保存したデータを読み込むには「Open」ボタンをクリック。

ファイルを選択して「Open」ボタンをクリックすると3DCGキャラクターのデータが読み込まれて、次のステップに移れます。

次のステップのエクスポートを行うには、DAZ Studioアプリがインストールされている必要があるので、今回はここまでで終了します。

DAZ Studioアプリの使い方

DAZ Studioアプリのダウンロード/インストールの方法や、基本的な使い方については以下の記事を参考にしてください。

DAZ Studioをダウンロードしインストールすれば、FaceGenからDAZ Studioに3Dキャラクターをエクスポートできるようになるので、以下の記事を参考にしてエクスポートしてテクスチャーの設定などを行ってください。

まとめ

この段階で「Modify」タブをクリックすると、生成した3DCGのキャラクターの各種パラメーターをマウスドラッグで変化させて別のキャラクターを作ることができます。

非常に多くのパラメーターが2段目のタブでグループ分けしてあるので、全くの別人にできます

使い方に慣れたら試してみると面白いと思います。

ではでは、きらやん

Chrome 3Dの最新情報をお届けします

投稿者プロフィール

吉良 浩明Chrome 3D 管理人
広島市出身で函館市在住の68歳です。年金生活をしながら函館のレオパレス21に移住して新しい発想でシンプルライフを実現したいとVRオタクのミニマリストを目指します。

20年前から始めた3DCG/VRのスキルをサイトで情報発信し共有する活動を進化させ、Kindle電子出版やNFTマーケット(OpenSea)への出品、3DCG総合サイト(Sketchfab)での作品公開、メタバース(Spatial)での作品公開のトライアルなどを開始しています。

趣味は楽器演奏で、ピアノやバイオリンを18年前から習い始め、今はデジタル管楽器のローランド エアロフォン(AE-05)をZoomによるオンライレッスンで習い始めました。音楽ファンとしていろいろなジャンルの音楽を聴きます。DTMや3DCG/VRなどで作品を作るのも好きです。

よろしくお願いいたします。

顔写真1枚から作った3DモデルなどをVRで紹介し 無料でダウンロード

3DCGモデル総合サイト「Sketchfab」で3Dモデル作品をVRで見回して無料でダウンロードできます。各モデル画面の左下の「Download 3D Model」をクリックし、Original / glTF / USDZ からファイル形式を選んで「DOWNLOAD」ボタンをクリックしてダウンロードしてください。ログインには FACEBOOK / GOOGLE / TWITTER アカウントが使えます。